左胸の奥が痛い原因と対処法

胸に痛みがあると、いろいろ心配してしまうと思います。
その痛みが強ければ強いほど、奥に感じれば感じるほど、誰もが知っている病名が頭をよぎります。
今回は、
このような胸の痛みに苦しんでいる方からの悩み相談です。
相談内容は、こちらになります。
━━━━━ 頂いた相談内容 ━━━━━
はじめまして、原因不明の胸痛に悩んでいます。
症状としては、
- 患部(左胸乳首の左上部が一番痛い)がズキズキ痛む。
- 表面でなく、体の奥の方が疼くように痛い
- 患部は動悸を打っている(脈打っている)
- 錐のようなもので刺されるような痛み
- 痛みはずっと続き、症状(痛み)が強く出る時がある。
- 動作で痛みを誘発するようなことはない。
- じっとしていても痛い。
等です。
お忙しいところ恐れ入りますが、アドバイス頂ければ助かります。
━━━━━━ ここまで ━━━━━━
この度は、キュアハウスの悩み相談をご利用いただきありがとうございます。
さて、左胸の奥の痛みということですが、検査は受けているでしょうか?
受けていない場合は、早急に受けてください。
今回は、検査を受け、異常が診られなかった。
けれど、痛みが持続しているという場合に対して回答していきます。
痛む場所は、
>左胸乳首の左上部が一番痛い
ということです。
そして、表面ではなく奥の方に痛みを感じるとのこと。
ここで、男性と違うところが、男性の場合、胸のすぐ下に筋肉があり、そのすぐ後ろに肋骨があります。
女性の場合は、胸の表面から筋肉までの距離があります。
ですので、もし、筋肉が痛んでいるとすると、胸の奥の方に痛みを感じることがあります。
また、血行障害を起こしていても同じように、奥の方に痛みを感じることがあります。
ちなみに、可能性の高い筋肉として、小胸筋があります。
その他にも大胸筋や肋間筋などがありますが、今回は、小胸筋に絞って書いてみます。
例えば、左の肩に重い荷物をずっとかけていたとか、左手でスマホをずっといじっていたとかいうことがあれば、そのことにより、小胸筋が痛んだ。
もしくは、小胸筋が疲れて、血液を流す力が出せず、血行障害を起こして痛みが出ているかもしれません。
このような状況で痛みが出ている場合には、安静にしていればしているほど痛みは強くなります。
ただ、急に動かし始めると、固まっている筋肉を痛めてしまいます。
ですので、対処法としては、お風呂に入った時など、身体が十分に温まっているときに、腕をゆっくり回してみることです。
その時、痛みが出なければ、何度も何度もゆっくりと動かすことです。
例えば、サロメチールなどをぬって、動かすということも一つの方法です。
場所が場所だけに、少しずつ筋肉を動かしていかなければ、なかなか痛みを改善できないとは思います。
けれど、少しずつでも、何か行動を起こさなければ、痛みを変化させることは難しいと思います。
ただし、まずは、病院が先決です。
心臓及び胃の検査をしっかり受けてください。
検査なしに、腕の運動をするのは危険を感じます。
くれぐれも、順番を間違えないでください。

キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。
これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。

