心臓の裏側が痛い時に考えられる7つの原因
心臓の裏側が痛いという人がいます。
心臓の裏と言っても、本当の心臓自体の裏に痛みを感じているわけではなく、心臓の裏側にあたる背中の奥に痛みを感じているようです。
この心臓の裏側に感じる痛みというのは、
何を示すのでしょうか?
実際心臓の問題で出ることもありますが、もし、心臓の異常で痛みを感じているのであれば、病院での検査で、簡単に問題を見つけることができるでしょう。
しかし、今回は、病院で検査をしても、痛みの原因を特定できない場合に特化して、考えて行くことにします。
心臓の裏側に痛みが出る原因について
まず、心臓の裏側に値する背中というと、大体、肩甲骨と肩甲骨の間に位置すると思います。
もしくは、若干、肩甲骨より下に感じている人も、いるかもしれません。
このような痛みを感じるときに、何が原因で痛みを感じているのか?
まずは、以下の内どのようなタイミングで、痛みを感じているのでしょうか?
- ストレスを受けると痛くなってくる
- 食事を取ると痛みを感じる
- 呼吸すると痛い
- 咳や大声を出した時だけ痛む
- 首や腕を動かすと痛い
- 寝ようとすると痛む
- 朝起きた時だけ痛い
どうでしょうか?
あてはまる項目はありましたか?
それぞれの原因について詳しく解説していきましょう。
1.ストレスによる痛み
まず、ストレスに関してですが、
緊張とイライラ。
この二つのストレスを受け続けていたり、瞬間的に、このようなストレスを受けると、心臓の裏側の場所に痛みが出ます。
なぜ、このようなストレスで、背中に痛みが起きるのでしょうか?
では、なぜ、緊張とイライラなのでしょうか?
それ以外の、恐れや驚きなどでは、起きないのでしょうか?
これに関しては、東洋医学的な捉え方をするとわかりやすくなります。
ストレスは、背中に固さという形で、反応が現れます。
背中を上下に五等分すると、上から、
- 悲しみ
- 緊張
- 怒り
- 思い悩み
- 恐れ及び驚き
というストレス表現として現れます。
そして、肩甲骨の間を上下に分けると、
上半分は、悲しみ。
下半分は、緊張となります。
そして、肩甲骨の下側にはイライラする怒りのストレスが反応する場所になります。
ということで、心臓の裏側に感じる場所としては、緊張とイライラの場所が一番近いということになるわけです。
2.食事による痛み
次に、食事で心臓の裏側に痛みが出る場合ですが、この場合は、肝臓に負担をかけるような食べ
物を食べることが多い場合に発症しやすくなります。
『心臓の裏側の痛みなのに、何で肝臓?』
と、感じる人もいるかもしれません。
けれど、上記で説明していたように、肩甲骨の下側に値する場所は、実は、肝臓の反応点なんです。
心臓の反応点は、肩甲骨の間の下側半分。
ということで、食事を取って、肩甲骨の間に痛みが出る場合は、ほとんどないと考えます。
まれに、食道に問題があると、痛みを感じますが、これも、胃カメラを飲めば、大抵わかる問題ですので、ここでは省きます。
ちなみに、肝臓に負担をかけるものについてですが、
- 揚げ物などの油
- 白砂糖
- アルコール
- たばこ
- 薬
- サプリメント
- コーヒー
などが、考えられます。
内容を見て驚く人も、何度もブログや私の説明で聞いている人は、「うんうん」とうなづいている人もいると思います。
そうです。
このような飲食物(一部飲食以外のものも含まれています。)により、肝臓を傷めることがあります。
すると、肝臓の反応として、心臓の裏側に痛みとして感じる場合があるのです。
3.残り5項目による痛み
次に、残る5項目すべてに絡むことです。
この原因となるものは、
- 交通事故
- スキーやラグビーなどのハードなスポーツで激しく転倒した
- アメリカンフットボールや格闘技などで、頭部に激しい打撃を受けたことがある
- ボキボキ整体やカイロプラクティックで、首や背中の骨を鳴らされた経験がある
- 自分自身で首の骨を鳴らすことがある
これらに当てはまる人は、背骨の捻挫があります。
そして、捻挫というものは、一度発症してしまうと、二度と治るものではありません。
なぜなら、捻挫は、靭帯を伸ばしたものであり、一度伸びた靭帯は、二度と元通りには戻らないからです。
靭帯の代わりとなる筋肉を鍛え続ければ、ほぼ治った状態を維持することはできます。
しかし、これは、単なる一時しのぎでしかありません。
疲れがたまったり、睡眠不足が続いたり、年齢を重ねるとともに、筋肉の支持力は低下するものです。
筋肉の支えがなくなれば、伸びている靭帯の弱さが表に出てしまい、痛みを感じるようになるわけです。
これらが原因となり、心臓の裏側に痛みを発生していると、なかなか現代医療の検査では、原因を把握することができません。
そのため、痛みを改善する時間もかかってしまうわけです。
若干ですが、他の原因が考えられるものもありますが、ごくごくわずかの可能性ですので、今回は省きます。
今後リクエストが来た場合のみ、掲載していくことにしましょう。
キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。
これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。