ストレスの3タイプによる背中の痛みで内臓の状態がわかる
背中の痛みが発症する3つのストレス
ストレスを受けると背中が痛む事ってありませんか?
意外とこのような現象が多いんですが、ストレスと背中の痛みがどのようにつながっているか分かっている人は少ないと思います。
そこで、今回は、
「どのようなストレスが、どのようなタイプの背中の痛みを引き出すのか?」について、書いていこうと思います。
1.緊張型ストレスによる背中の痛み
緊張すると背中が痛む場合があります。
しかも、2種類。
1)肩甲骨の間
2)腰の少し上の部分
精神的に緊張して、心臓に負担をかけた場合は、肩甲骨の間。
緊張した時に、胃酸が出てしまい、胃を荒らすと、腰の上が痛くなります。
2.怒り型ストレスによる背中の痛み
怒鳴り散らしたくなるほどの怒りを貯め込むと、横隔膜レベル。
肩甲骨の下付近の痛みになります。
そこから、もう少し下の範囲までが、この怒りのストレスで背中が痛む範囲です。
3.飲食型ストレスによる背中の痛み
飲食のストレスに関しては、背中の痛みの種類に2つあります。
1)暴飲暴食
2)刺激物
暴飲暴食で胃に飲食物を入れすぎた場合の、胃にかかるストレスに対しては、腰の少し上の部分が痛む。
刺激物(コーヒーやアルコール、香辛料、食品添加物など)を取り過ぎた場合は、肩甲骨の少し下の部分が痛む。
と、こんな感じで、背中の痛みにもストレスに関しても種類があり、痛み方もそれぞれ違うんです。
背中の痛む場所と内臓の関係
背中を五等分に分けると、上から肺⇒心⇒肝⇒脾(胃)⇒腎の、5つの内臓の反応が確認できます。
内臓の状態が反射して、背中に現わす機能が身体には備わっているのです。
- 緊張型では、心・肝・胃
- 怒り型では、肝
- 飲食型では、肝・胃
痛みという反応の元、危険サインを発令するようになっています。
鋭い痛みになればなるほど、内臓の状況は良くないという捉え方をすると間違いないでしょう。
しかし、重だるい感じが長期間続いているのも、危険信号の一つである事は抑えておいた方がよいと思います。
ストレスが原因となる背中の痛みは、ストレスに耐えて耐えて表れた症状。
中には、背中の痛みも我慢して耐えている人もいるでしょう。
背中の痛みをある程度我慢すると、危険信号を訴えかける内臓のパワーも落ちてしまい、後は、その内臓が本当にダメにならないよう、むくみで覆い(保護)最低限の働きだけ行うようになるのです。
この時のむくみの感覚が、重だるさを現わす事となり、単なる疲れの場合と、このような危険な状態の2パターンがあるという事を知っておくといいと思います。
キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。
これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。