うつ病と診断されたらあなたはどう感じどう行動しますか?
あなたがもし、病院へ足を運び、心療内科や精神科で医師からうつ病と診断されたら、どう感じ、どのような行動を取るでしょうか?
ここでは、うつ病になっても早期回復するための行動基準をまとめています。
1.あなたならうつ病と診断されたらどう思う?
うつ病と診断されると、多くの方は、
1)やっぱりそうだったかぁ
2)どうしよううつになっちゃった
3)もう仕事に行けない
4)家族にどう話せばいいのだろうか?
5)うつ病って治るんだろうか?
6)これで正々堂々と会社を休める
7)休職しなければならないのかあ
8)ようやくこれで退職できる
9)親の介護はどうしよう
10)誰も介護してくれる人がいない
11)育児はどうすれば
12)ちゃんと出産できるのかしら?
などなど、心配な方も若干喜ぶ方もいると思います。
これらは完全に、ストレス社会や核家族化による問題ですよね?
うつ病に関しては、さまざまな考えが飛び交うと思いますが、健康情報などでうつ病のことを薄っすらと知ってしまった人に、このような感想をもってしまうことが多いのです。
2.あなたは仮面うつ?それとも隠れうつ?
ところが、実は、上記の感想を持った人のほとんどは、うつ病でなかったりします。
これは、ある意味、まだ自分で考えられる能力があるということ。
実は、この段階で、うつ病と診断してしまい、抗うつ剤で改善させようとしてしまえば、完全なるうつ病に導いてしまうだけなのです。
今の段階では、うつ病になりたい人や、うつ病に間違えられやすい性格の人が仮面うつ。
そして、ほんの少しの悩みであっても深く落ち込んでしまう癖を持ったプチうつなど。
うつ病ではないけれど、うつ病のような悩み方をする人はたくさんいます。
けれど、情報化社会の影響で多くの方がうつ病という疾患名を知ってしまったがために、うつ病と自己診断してしまったり、身近な人がうつ病という病名を教えてしまったりすることで、わざわざ薬をもらいに、そして診断されに心療内科へ足を延ばす人が増えてきたわけです。
しかし、中には十分うつ病になっているけれど、責任感から頑張ってうつ病と戦いながら、これまでうつ病であることをひた隠しに頑張っていた隠れうつの人もいたりするわけです。
3.うつ病と診断されてからの怖さ
うつ病と診断されてからの流れを詳しく説明していきますね。
まず、うつ病は、考えることも悩むことも深く深く落ち込みながら行う状態。
この状態になった時に、初めて抗うつ剤の効果が発揮されます。
このような状態ではない段階で、うつ病と診断され、抗うつ剤が処方されたとします。
そうすると、急に興奮性が高まってしまい、気分が悪くなったり、めまいがしたり、吐き気があったり、睡眠が全くとれなくなります。
すると医師はどうするかというと、もう少し刺激を少なくしようと、精神安定剤に切り替えたりします。
一旦抗うつ剤で上がった精神を今度は、そこまで上げないように安定剤を使うと、今度は気持ちの高揚感を得ることができなくなるため、睡眠を取ってもスカッとする気分が得られなくなります。
毎朝毎朝、気分がスッキリしない状態が続くと、当然ながら、何か調子悪いと考えてしまいます。
もちろん、この状態を医師に言えば、『うつ病だから仕方ない』と言われてしまいます。
分かりますか?
心療内科ではうつ病になっていない状態でも抗うつ剤を簡単に処方します。
その結果、本当のうつ病に導かれてしまうのです。
4.さらなる追い打ちが・・・。
そして、気分がすぐれないのならとやはり抗うつ剤が必要だと考えてしまいます。
けれど、以前のように上がりすぎると問題になるので、今度は、抗うつ剤と精神安定剤、そして、睡眠薬まで出されてしまうようになります。
本来であれば、抗うつ剤を出され、気分が悪くなった段階や薬が変わった段階で、
「あれ?もしかしてうつ病ではないかも?」
と、判断出来ればいいのですが、うつ病という病気や誰もが厄介だと認めているので、一旦『うつ病患者さん』というラベルが貼られると、なかなか剥がすことはないのです。
そして、再度抗うつ剤が処方される状態になってしまうと、完全に本格的なうつ病へと深みにはまっていくわけです。
5.本当に恐ろしいのはこれから
もし、仮に退職したいがために診断書が欲しいという理由で、心療内科を受診し、抗うつ剤を処方されたとすると、間違っても飲んではいけません。
なぜならば、上記の流れのまま本当のうつ病になってしまうからです。
そして、思考が働かないうつ状態が続くと、『もしかしたら、このまま死んでしまうのかもしれない』と思い始めるのです。
そういうことを医師に相談すればさらに抗うつ剤の処方が分厚くなります。
そうすると、興奮性が高くなり、全く睡眠が取れなくなってしまいます。
その結果、疲れが一切抜けず、睡眠すらとれず、思考も働かない。
『こんな状態では死んだほうがましだ』と、考え始めるわけです。
ここまで来てしまうと、抗うつ剤の効力が恐怖の的になります。
なぜならば、抗うつ剤が効いてしまうと、たちまち交感神経が働き始めるからです。
『死んだ方がマシ』という願望をうつ病のままでは実現する行動力がありません。
ところが、抗うつ剤を処方されると、一気に行動力が生まれるような興奮性が出てしまうのです。
そういうことから、【うつ病患者さんは自殺を図ることがある】わけです。
6.情報化社会の恐ろしい魔力
ここまで読まれたあなたならもうすでに気づいていますよね!
医師の診断名と薬の名称によって、このように患者さんはうつ病と認識してしまうわけです。
では、本当にうつ病だったのか?
というと、誰にも相談できない悩みで考えがまとまらず、迷っているだけだったのかもしれません。
悩んでいる状態で、ネット検索していると、うつ病の情報がたくさん出てきます。
気力がわかないとか、活力がない。
気分がふさぎがち。
何に対しても興味がわかない。
喜ぶことがなくなってきた。
こんな状態は、現代社会を普通に生きていけば誰もがなってもおかしくありません。
そう、日本国民全員がうつ病になるような社会になっているわけです。
でも、これは、終着点なだけで、悩んだ挙句、解決策はなく、考えることにも疲れ果て、何も考えられなくなり、その状態を誰にも相談できなくなっている。
いわゆる孤独な孤立状態で頭が真っ白な状態がうつ病です。
まだ、考えられ行動できる間は、まだまだうつ病ではなく、今後、何らかの解決策にありつくかもしれないわけです。
そんな時に、余計な薬が入って本当のうつ病になってしまう。
こんな結末は迎えたくないものです。
7.うつ病への流れを阻止する方法
うつ病にならないためには、まず、自分の中で、落ち込んでいるところを探すこと。
何が落ち込んでいるのか?
1)食欲?
2)睡眠欲?
3)性欲?
4)筋力?
5)姿勢?
6)お腹(胃腸)?
などなど、さまざまな原因が考えられる中、明らかに落ち込んでいるものが、あなたの中に出てきているはずです。
そのうつ状態の元となるものを、早めに見つけて撃退すること。
これができれば、余計な病院へ行く時間も費用も、余計な診断名や薬を見ることも、嫌な思いをすることも無くなります。
あなたは、ただ、自分の身体に今起こっている過去と違うところを探しだし、その部分を改善すればいいだけ。
これがうつ病になる前に予防改善できる唯一の方法です。
もちろん、悩みで落ち込んでいたその気持ちの持ち上げ方に気づくことが最強です。
けれど、あなたにもし悩みがなかったら?
悩みはないけど、何となく気力が出なくなってきたとか、何となく人と交わりたくなくなってきたみたいなときに、効果を発揮します。
ぜひ、あなたの落ち込んできたところを見つけてみてください。
そして、なぜ、落ち込んでしまったのかもしっかりと考えてみてください。
なぜ?がわからないと、あなた自身で改善できる方法を見つけることはできません。
必ず落ち込んだ理由があるはずです。
単純に、食欲が落ちてきたのは、最近スポーツをしなくなってきたからとか、筋力が落ち込んできたのは自宅を引越し通勤で歩く時間が少なくなったからとか、いろいろ出てくるはずです。
ぜひ試してみてください。
キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。
これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。