首から腕の痛みやしびれは何科で診てもらうかより5つの改善がキモ
首から肩の痛み、そして腕の痛みやしびれがある場合、何科で診てもらえばいいか悩む人がいます。
けれど、何科の病院を受診するかを選択する前に、もっと重要なことを知る必要があります。
ここでは、どのようなことを知り、
そこからどのような病院を選択していくのかを説明しています。
1.首から肩、腕の痛みやしびれのファーストステップ
当たり前の話から始まりますが、まず、このような場合は、整形外科がファーストステップです。
ただし、腕や首を動かしても、痛みやしびれにまったく変化が見られない場合。(通常は、動かすと痛みやしびれが強くなったり弱くなったりします。もしくは首を動かしたくても動かないのが普通です。)
そして、まったく痛めた原因がわからない場合には、
整形外科ではないかもしれません。
しかし、自分自身で、どうこう考えるよりも、早めに整形外科に受診することで、整形外科領域以外の異常を、診つけてもらえ、適切な診療科への紹介状まで書いてもらえるわけです。
身体のどのような場所であれ、西洋医学での痛みやしびれの専門は、『整形外科』です。
どこに痛みやしびれがあっても、まずは、整形外科を受診しましょう。
2.健康情報の影響で脳を疑う人が多い
首から腕までの痛みやしびれと聞くと、脳の問題を考える人もいると思います。
しかし、これは、健康情報で聞いたり見たりして知ったから。
ということは、正しく覚えた知識ではないことが多いのです。
自分の身体の構造も、生活状況も、理解できた上で、身につけた知識であれば、合っているかもしれません。
けれど、たくさんの情報を受け入れている人ほど、自分の身体について無知なことが多いのです。
なぜか?
それは、自分の身体を題材にした情報は、決して流れることがないからです。
情報ばかり気にしている人ほど、自分のことはさておき、他の人が健康になった情報が正しいと思ってしまう。
このような情報の受け入れ方をしている以上、自分にとって必要な情報を手に入れることは、難しいと思います。
3.悩む前にご自身のリスクを考える
まずは、自分の身体を知ること。
そして、自分の生活の中にどれだけ健康を害するリスクがあるのか?
そのリスクを抜くための情報を手に入れ、その情報を実践することで、自分の身体が健康になるかを、再度検討し、大丈夫そうなら実践を続ける。
さらに、ここで、実践してみてどう自分自身に変化が出ているのか?
を考え、いい変化をしているか、あまり変化していない場合は、引き続き実践し続ける。
明らかに悪い方向へ変化している場合は、
1)情報の入れ方が間違っているか?
2)実践方法を間違えたか?
3)よい変化を起こす前の悪い変化ではないか?
これらを再検討し、
1)情報を取り入れるところから、やり直しするか?
2)再度情報を理解し直し、正しい実践方法に切り替えるか?
3)もう少し実践して、良い方向へ変化することを待つか?
と、どんどん自分の身体にいい方法を取るようにするといいと思います。
4.病院の検査でわかること
話を始めに戻しますが、例えば、
首から肩の痛み、そして腕の痛みやしびれが出た。
まずは、痛みがあるので、整形外科を受診する。
検査の結果、
1)〇〇という疾患が見つかった
2)異常が見つからなかった
3)他科を紹介された
4)何となく薬を出された
この段階では、その痛みやしびれが何なのか?
これを調べただけです。
5.どこの痛みやしびれであっても症状がなくなるよりも重要なこと
ヘルニアが見つかれば、ヘルニアの治療が必要だし、他科で診てもらわなければならない病気が見つかるかもしれません。
病気も怪我も見つかってはいないが、出された薬で症状は軽減するかもしれません。
どれも、結果は、何となく変化するだけ。
根本治療にはなっていません。
ここから、さらに、
1)ヘルニアであれば、ヘルニアになった原因を見つけ、その対処を行う
2)何らかの病気であれば、病気になった原因を見つけ、その対処を行う
3)薬を飲んで症状が軽減したのであれば、その間に、症状が二度と出ないような処置をする
などなど、やることはしっかりあるんです。
6.根本的に痛みやしびれを完治させる5つのポイント
そして、上記のような方法を取っても、結果は思った結果にならない場合があります。
そのような場合には、次の手を打つ必要があるわけです。
なのに、ほとんどの人が、病院や治療院で、痛みやしびれの原因(病名、疾患名)を知ったことで安心してしまいます。
これでは、何の対策にもなりません。
病名や疾患名を、知ったならば、そうならないように手を打つのが治療です。
病気や怪我の症状を無くすことが治療なのではありません。
怪我の症状を消したとしても、怪我を作る原因のある生活をしていれば、いずれまた、同じ怪我をします。
怪我の名前がわかったら、以下5つのポイントチェックが必要です。
1)筋力が足りない
2)骨が弱くなっていた
3)関節運動が足りない
4)同じ姿勢で固まっていることが多かった
5)いつも同じ筋肉しか動かしていなかった
などが見えてくるわけです。
これがわかれば、生活の中で、これらを改善する工夫を入れていけば、自分自身で、症状を改善することも、予防することもできるようになるわけです。
何科で診てもらえばいいかということも大事ですが、それ以上に、まず、診てもらって、どのように言われるのか?
その言葉によって、どのような対策を取ればいいのか?
そして、その対策法を実践し、同じ症状を繰り返さない身体を作っていく。
この流れを作ることが、一番大事なのではないでしょうか?
キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。
これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。