ネット問診票を書く症状の根本原因を知る

食後に胃痛を起こす2つの原因

キュアハウス院長 中村幸生キュアハウス院長 中村幸生


 

胃痛は、食前に起る場合、食事中に起る場合、食直後、食後しばらく経ってからなどなどと、さまざまなパターンで起こることがあります。

 

だからこそ、原因を見つけられないと胃痛は改善されません。

 

そこで、ここでは、食後に起こる胃痛に関して、原因を探っていくことにします。

 

ただし、その前に注意が必要です。

 

どうしても内科的な問題に関して多くの方が病院で検査を受けます。

 

その際に、病院で原因が明確になる場合と、不明確に終わる場合がありますので、その辺についてもお話しておかないと誤った対処法を取ってしまうと思いますので、一つ一つ解説していくことにします。

 

 

 

1.病院の検査で診断できる?診断できない?食後の胃痛について

 

食後に胃痛を感じ、病院で検査を受けるとなると、以下の二つを医師は注意しながら胃の状態を伺います。

 

【感染症が疑われる激しい胃痛がある場合には】

サルモネラ属菌・腸炎ビブリオ・カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・ウェルシュ菌・セレウス菌・ボツリヌス菌・病原性大腸菌・腸管出血性大腸菌・ノロウィルス・アニサキス・クドア・セプテンプンクタータなど

 

【病気と診断できる胃痛に関しては】

急性胃炎・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん・胃食道逆流症・逆流性食道炎・胆石症・急性膵炎・機能性ディスペプシア・心因性胃炎・胃痙攣など

 

これらを検査で明確にしてから処置をしていきます。

 

従って、食後に胃痛を感じ、病院で検査を受け、特にウイルスや細菌感染が認められると、適切な処置により痛みを軽減していくことができます。

 

 

1-1 食後の胃痛に疑わしき病名がつく場合

 

食後の胃痛に対して、適切な診断と処置が行われると、感染症であれ、病気であれ、数日のうちに症状が軽減します。

 

ところが、検査の結果、食後に起きる胃痛の原因を明確に診断できない場合があります。

 

すると、症状にマッチしそうな病名を仮でつける場合があります。

 

これは、意外に多いケースと考えた方が良いです。

 

なぜなら、いつまでも胃痛が治らず、食後が恐ろしく食事恐怖症になっている人が多いのですから。

 

要するに、医師に原因解明を求め、食後の胃痛の原因発掘の意味で病院を受診し、病名がついたところまでは順調だったのに、処方された薬は効果がなく、検査を受けるごとに、病名がコロコロと変わったりするケースさえあります。

 

 

1-2 食後の胃痛に病名がついてもつかなくても変わらぬ処方

 

病院での処置というのは、食後に胃痛を感じているその感覚をなくすことに焦点が絞られることが多く、『食後になぜ胃痛が起こるのか?』という原因発掘を真剣に行ってくれる病院は少ないものです。

 

そして、対症療法的に以下のような方法を取ります。

 

 1)胃の痛みの特定ができるまでひたすら検査をし続ける
 2)胃酸を抑えるクスリを処方する
 3)
胃の炎症を抑えるような投薬治療を行う
 4)
胃の粘膜を保護する投薬治療を行う
 5)安定剤で症状のつらさを抑える

 

がほとんどでしょう。

 

症状を緩和させたり、消失させたりしても、原因が特定できていなければ、また再発させる可能性が十分にあります。

 

 

そういうことから、食後の胃痛を作りあげる本当の原因について考えていきたいと思います。

 

 

 

2.胃痛の原因がストレス?食後の胃痛でもそうなのでしょうか?

 

病院では、胃痛の原因を胃の炎症と考えることが多いものです。

 

そして、医者は、その炎症の原因のほとんどを、

 

ストレス

 

によるものとしているようです。

 

本当にそうなのでしょうか?

 

今回は、この点について、食後の胃痛に関する悩み相談と共に考えていこうと思います。
相談内容は、こちら。

 

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初めまして!

 

最近一ヶ月近胃なのかどこなのかわかりませんが腹痛になやまされています。

 

食後2、3時間後ぐらいに刺激物を避けた食事をしても胃痛が起こるのですが病院にいっても胃炎・胃潰瘍に対するくすりを頂くだけでした。

 

刺すような痛みではなく、鈍痛のようなぎゅーとするような胃痛なのですが体を折り曲げないと辛いです。

 

━━━━━━  ここまで  ━━━━━━

 

この度は、キュアハウスの悩み相談をご利用いただきありがとうございます。

 

 

2-1 食後の胃痛を引き起こす2つの原因

 

さて、この方の胃痛ですが、食後すぐではなく、しばらく経ってから起るようです。

 

このような胃痛は、

 

 1)胃酸過多
 2)呼吸低下

 

この二つの内、どちらかが原因になっている可能性があります。

 

それぞれを、少し詳しく見ていきましょう。

 

 

2-2 胃酸過多による食後の胃痛の対処法

 

間食やしょっちゅう飲み物を口にしている人に多いパターンの胃痛です。

 

食事だけでなく、頻繁に何かを口にしていると、胃酸の出るタイミングが非常に多くなります。

 

そのため、胃酸が出るたびに飲食をしなければならなくなります。

 

とはいえ、そんなに頻繁に飲み食いできるものではありません。

 

その結果、胃酸が出ているにもかかわらず、何も食事をとらないでいると、胃酸が胃壁を溶かし、胃炎を起こしてしまうことがあるのです。

 

その結果、食後というか、食感というか、何も飲食できていない時間帯に、胃痛が起こるようになるのです。

 

 

★対処法

 

このような場合の胃痛に関しては、病院で処方される薬でも効果を感じると思いますが、根本原因を改善しなければ、いつまでも薬を飲み続けることになります。

 

ですので、一番大事なことは、飲食の回数を減らすということです。

 

ただし、これまでの癖で、胃酸は頻繁に出てしまいます。

 

先程も話しましたが、胃酸が出ているのに何も飲み食いしなければ、それがまた胃痛の原因となってしまいます。

 

ですので、小腹が空いたら少し我慢したのちに少量食べるか飲むかを行います。

 

少し我慢することがポイントです。

 

そうやって少しずつ間食のタイミングを減らしつつ、胃酸が出るタイミングも減らしていけば食後の胃痛に悩まされずに済むようになります。

 

 

 

2-3 呼吸低下による食後の胃痛の対処法

 

普段、椅子に座っていたり、前かがみの姿勢が多い人に多く見られるパターンです。

 

深い呼吸は、お腹の上部にある横隔膜で行うことで、最も深く呼吸ができるようになります。

 

しかし、座っていたり、前かがみの時間が長いと、横隔膜が動きにくい体勢になりますので、呼吸が浅くなっています。

 

運動不足になっている横隔膜は、力が入りにくくなります。

 

力が入らないということは本来の深呼吸ができない状態と言えるのです。

 

また、横隔膜のど真ん中には穴が開いていて、口から胃へつながる食道が通っています。

 

食事をすると、この食道を食べ物が通ります。

 

食べ物が通り過ぎると、自律神経の働きにより、横隔膜に力を入れ胃の蓋変わりとなり、逆流を阻止する働きをしてくれます。

 

しかし、普段から横隔膜を動かす習慣のない人は、この力が働きにくくなります。

 

すると、食事を取った後もずっと横隔膜が開きっぱなしになってしまいます。

 

食事がある程度終わった段階で、横隔膜に力が入り蓋を閉めることが通常の流れなのですが、横隔膜に力が入らないと、蓋が締まりません。

 

そうなると、自律神経的には、まだ食事を取る可能性があると判断し、胃酸を出さざる終えなくなるのです。

 

けれど、本来はもう既に食事は終了しているわけですから、胃酸で溶かすものは入ってきません。

 

その結果、胃壁を溶かし胃炎を作ってしまったり、大量の胃酸が出てしまったり、食後にすぐ横になってしまえば、胃に溜まっている消化中の食物や胃酸が逆流することになり、【逆流性食道炎】となってしまったりするのです。

 

 

★対処法

 

このような呼吸低下による食後の胃痛を改善するためには、深呼吸が大事になります。

 

ただし、リラックスするような深呼吸をいくら行っても、食後、胃の蓋になるような力強い筋肉は育ちません。

 

そこで、横隔膜の筋トレを行い、食後スムーズに胃に蓋をして、胃が消化に集中できる環境を整える必要があります。

 

横隔膜の強化法として、2つの方法があります。

 

 1)カラオケで歌いまくる
 2)アニマル浜口さんの『気合いだあ!!』

 

ふざけて聞こえてしまう人もいるかもしれませんが、実際に行動に移すと、この二つがどれほど食後の胃痛予防に効果があるかを実感できるようになるでしょう。

 

できる限り、カラオケも気合いだあもみぞおち付近に意識を持っていき、力強く声を出すと効果がより高くなり食後の不安がどんどん消えていく現象に驚くことでしょう。

 

 

 

2-4 食後の胃痛を引き起こす原因に胃の冷えも

 

もう一つ食後の胃痛には原因があります。

 

ただ、この胃の冷えに関する胃痛は、以下のページで説明していますので、こちらを参考にしていただければと思います。

 

 

 

 

このような原因で、食後に胃痛を感じている場合、何度病院で検査をしても、核心に迫ることはありません。

 

もちろん、胃炎や逆流性食道炎という診断名とともに処方される薬によって一時的には効果を感じる場合もあるでしょう。

 

でも、上記で上げた、食後も飲食を続け胃酸の出る頻度が多くなっていたり、普段の使い方や姿勢により横隔膜が筋力低下を起こし、食後に胃の蓋になる働きができなくなっている状態を治すような処方は誰もしてくれませんし、薬でコントロールできるようなものでもありません。

 

重要なことは、『なぜそのような症状が起きなければならないのか?』という症状の現象把握です。

 

しかも、今回のケースであれば、【食後になぜ胃の問題が起こるのか?】ということが明確にならなければ、改善することがままならないのは、ここまでお読みいただいたあなたであれば、理解できていると思います。

 

 

病院へ行っても治らない症状こそ、このような見方を知っておくと便利です。

 

 

この記事を書いている人
キュアハウス鍼灸治療院 中村幸生

キュアハウス鍼灸治療院 院長。
病院に通うたびに、薬だけが増え、検査をしても『原因不明』と言われる痛みや症状を、ただ取り除くような治療ではなく、生活習慣を見直し、患者さん自身が自力で治すための手段を手に入れ、2度と同じような目に合わないような身体と習慣を身に着けられる治療と情報を提供。

これまで、20年以上に渡り、数々の治療院で経験を積み、施術の実績は80,000人以上。口コミが口コミを呼び、2016年のリピート率は98.7%。

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  2018.01.23
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