整体のために鍼灸を行う治療院

 

整体とは、身体の歪みを整える技術。

 

鍼灸とは、中医学のツボを利用した治療道具。

 

このような別れ方があります。

 

そして、日本では、整体は専門学校や各種講座などはありますが無資格者。

 

鍼灸は、国家資格となります。

 

ところが、開業となると、どちらも治療院という名称を利用していることが、多く目にされると思います。

 

10何年前に、時の厚生労働大臣が、このようなことを公の場で話していました。

 

『無資格も有資格者もやっていることに差はありません。』
『受け手である患者さんが必要と感じるかどうかが重要。』

 

ということを言っていました。

 

国家資格というのは、国が認めた資格のはずが、国が認めていない無資格者と同列に考えている現状が、今の医療業界・健康業界を物語っているのではないでしょうか?

 

ここでは、整体と鍼灸を融合するとどのようなことが可能になるのかについて、お話していくことにします。

 

 

 

1.整体とは

 

ここからは、整体について、もう少し深く考えていくことにしましょう。

 

整体と聞くと、様々な想像がされると思います。

 

1-1 歪みを矯正するのが整体?
1-2 ボキボキ整体
1-3 整体とマッサージの違いについて
1-4 整体と整形外科と整骨院の違いについて
1-5 整体って保険が使えるの?

 

それぞれ簡単に解説していきましょう。

 

 

 

1-1 歪みを矯正するのが整体?

 

 

背骨の歪み・骨盤の歪み・頭蓋骨の歪み・脚長差・肩の高さの違いなどを矯正するのが整体治療院で行っていること。

 

そして、『歪みは一つでもあってはならない』と信じられています。

 

頭蓋骨専門、仙骨専門、背骨専門と、様々な専門治療院ができてきていますが、果たしてすべての身体の問題に対して、専門特化して改善できるのでしょうか?

 

歪みの種類には様々なタイプがあります。

 

何かの問題をかばうために歪んでしまった部分については、本当に矯正してしまってもいいのでしょうか?

 

賢いあなたであれば、そうではないことを理解できるでしょう。

 

解決先は後で解説していきますので、興味があったらそのまま読み進めてくださいね。

 

 

 

1-2 ボキボキ整体

 

 

整体治療院と聞くと、多くの人は、『ボキボキ背骨から音を立てて矯正していく場所』と、想像することでしょう。

 

実はこのボキボキ整体は、カイロプラクティックの一手技であって、歪みを矯正するための単なる一つの手段でしかありません。

 

そして、日本では、整体が国家資格ではありませんので、学校に出なくても、ちょっとしたセミナーや講座を受講するだけで開業してしまう事が定番化しています。

 

要するに、整体治療院と言っても、そこで施術をしている整体師には、レベルの差がピンキリということになります。

 

従って、このような問題も起きています。

 

手技による医業類似行為の危害
-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120802_1.html

 

 

 

1-3 整体とマッサージの違いについて

 

上記のような危険性を早期に察知できた整体師は、マッサージのような矯正をしない手技を行うようになります。

 

もちろん、矯正をしない整体を教えている専門学校も出てきましたので、マッサージに近い施術を行う整体治療院も多く存在するようになったのです。

 

ところが、マッサージというのは、あんまマッサージ指圧師という国家資格が必要になります。

 

そういうことから、行っている行為自体は、マッサージなのですが、『整体治療院』という名称を使って、マッサージのような整体を提供しているとなっているわけです。

 

ところが、国家資格を所得しているあんまマッサージ指圧師と、無資格である整体師では、マッサージの質に差があるのは、誰もが理解できると思います。

 

 

 

1-4 整体と整形外科と整骨院の違いについて

 

紛らわしいのが、同じ『整』という文字を使った、整体・整形外科・整骨院です。

 

どれもゴチャゴチャになっていて、『整体でレントゲンを取ってきた』というメチャクチャなことを言う人がいますので、整理しておきましょう。

 

  • 整体治療院は、無資格者が施術を行っている治療院
  • 整形外科は、医師免許を持った病院の一つ
  • 整骨院は、柔道整復師という国家資格を所得した人が施術する場所

 

【整骨院と整体院の大きな6つの違いと将来の展望】
https://curehouse.jp/nblog/curehouse/seikotsuin-seitaiin/

 

 

 

1-5 整体って保険が使えるの?

 

ここまで読んでいただいているあなたは理解できていると思いますが、整体治療院は無資格の治療院ですので、保険適応はありません。

 

ただし、中には、医師免許や、国家資格を所得しておきながら、あえて『整体治療院』という看板を掲げている治療院もあります。

 

医師免許や国家資格を所得していれば、届け出の内容によっては、保険が適応となっている場合もありますので、受診する前に、電話で聞いてみることをおススメします。

 

 

 

2.歪み矯正だけではない整体について

 

 

多くの整体治療院では、下記のいずれかを行っていると言えます。

 

  • 歪みの矯正
  • 左右差の調整
  • 固い筋肉をほぐす

 

私も整体師の一人ですので、臨床を長く経験するまでは、上記だけで身体は良くなると信じていました。

 

もちろん、私が通った治療院や勤めた治療院の院長からそう教えてもらっていました。

 

ところが、中医学を深く探求しながら、臨床を進めてきたときに、それだけでは、治せないものが多くあることに気づいたのです。

 

それは、次のようなものです。

 

2-1 脈と身体の誤差
2-2 内臓の症状と身体の反応
2-3 ツボの反応と筋肉の状態
2-4 背骨の状態と病態の関連性
2-5 生きている歪みと死んでいる歪み

 

文章だけでは理解できないと思いますので、それぞれ解説していきますね。

 

 

 

2-1 脈と身体の誤差

 

 

中医学の診断方法の中に脈診というものがあります。

 

この脈診では、五臓六腑一つ一つの臓器の働きや異常度合いを診断できる優れた診断方法となります。

 

整体師と鍼灸師のどちらも所得している私は、臨床に双方の長所を用いるために、脈診に整体観を合わせて診るようにカスタマイズしてきました。

 

すると、脈の状態と筋肉の緊張度がかみ合わないことが度々起こるわけです。

 

もちろん、その誤差を埋め合わせるような調整を行うと、症状が出ている患部を触らなくとも、患者さんが苦しんでいる症状が難なく取り除かれることが多いのです。

 

背骨の矯正や骨盤矯正では調整できない世界がここにあります。

 

 

 

2-2 内臓の症状と身体の反応

 

 

内臓の症状、もしくはあらゆる病気には、それぞれタイプがあります。

 

そのタイプごとに、身体の反応が違うのは当たり前だと思います。

 

長く貧血が続いている人の皮膚や筋肉が潤い豊かなことはありませんよね?

 

末期がんの患者さんが、末期に近づくごとに筋骨隆々になるイメージは誰もが持てないと思います。

 

これは、わかりやすい例えとして書きましたが、実際に、病気や症状の種類によっては、皮膚や筋肉の状態が反映されるのが普通です。

 

ところが、その繁栄ができていない場合に、歪みばかりにこだわっていても、もっと重要な部分を見逃してしまう事が多々あるわけです。

 

もちろん、ここに脈との一致・不一致というのも含ませると、より正確に状況判断ができるようになるのです。

 

 

 

2-3 ツボの反応と筋肉の状態

 

 

整体師の中には、ツボを操作できるように学ばれている人もいます。

 

そして、ツボと筋肉の関係性も理解されている人もいることは知っています。

 

ところが、多くの人は、そのような診方をしているとはだれもが思わないでしょう。

 

中医学には、経筋という概念があります。

 

ツボは本来、経穴(けいけつ)と呼ばれています。

 

この経穴をつないでいる経路があります。

 

その経路を経絡(けいらく)と呼び、それぞれ五臓六腑と深い関係を持っているのです。

 

さらにこの経絡と関連のある筋肉というものもあり、その筋肉を経筋としているわけです。

 

要するにツボの状態と筋肉は連動するということです。

 

ところが、連動しない異常事態が起こることもあるのです。

 

そういうときほど脈診で、身体の中で起きている異常を察知できる必要があったりするのです。

 

 

 

2-4 背骨の状態と病態の関連性

 

 

病気の状態は身体に反映されるという話をしましたが、その病気で服用する薬に対しても身体は反応するのです。

 

病気と薬の影響が身体に反映されている状態で、歪みを矯正しようとすると、うまく矯正できないことがあります。

 

なぜなら、患者さんの身体が本来の異常として現れている歪みではない、病気の反映の場合もあれば、薬の影響の場合もあるからです。

 

それを理解したうえで矯正されているのであれば何の問題もないかもしれません。

 

もちろん、そのことを患者さんにはなし、患者さんも納得したうえで、施術を受けているのであれば、良い流れだと思います。

 

けれど、本当の意味で、病気の進行状況などを判断することなく、施術することで、悪化させてしまっては、意味がありませんよね?

 

でも、骨や筋肉しか見ていないと、そういうミスを侵す危険性があるのです。

 

 

 

2-5 生きている歪みと死んでいる歪み

 

 

歪みが悪と捉えるようになってからというもの、どんな歪みでも矯正した方がいいという一般常識が出来上がってしまいました。

 

けれど、歪みには、生きている歪みと死んでいる歪みがあることを知っておいてください。

 

  • 生きている歪みは、周辺組織や神経に何ら問題がない歪み
  • 死んでいる歪みは、関節の動きもできず、神経にも悪影響が出て、周辺の血流障害も生んでいる歪み

 

この生きている歪みを矯正してしまうと、返って

 

  • 症状悪化
  • 新たな病気や症状の原因

 

になってしまう事が多々あるのです。

 

 

 

3.選択肢のある整体へ

 

 

整体師になって臨床23年になりますが、その中で気づいたことが、歪みの矯正の限界です。

 

しかも、臨床3年目ぐらいで気づいてしまったのです。

 

何が限界だったのかというと、

 

  • ボキボキを恐れる患者さんがいる
  • 矯正しなくても動く歪みがある(矯正しても音がならない)
  • 歪みを正しても変わらない症状が多く存在している
  • 歪みのない身体の症状に対するアプローチ法がない
  • 歪み矯正後に痛みを出してしまった後の無駄な処置

 

このようなことを日々の臨床で感じ取ることになりました。

 

そこで、鍼灸学校入学と同時に、鍼灸の実技の授業では、私にとって

【鍼灸で歪みの修正が可能かどうか?】

の、実験の場となりました。

 

専門学校3年という期間は、貴重な実感を得る絶好の機会でした。

 

そういうことから、キュアハウスの施術では、

 

  • 整体
  • テーピング

 

などがありますが、すべては整体のために行っているものとなります。

 

 

 

4.キュアハウスの整体とは

 

 

キュアハウス鍼灸治療院が提供している整体は、先に述べたように

 

  • 歪み
  • 左右・前後・上下差
  • 皮膚・筋肉・骨・関節の連動性
  • 脈診と骨格と内臓の連動性
  • 脈診と病態と骨格の連動性
  • 生活環境・体質・性格・骨格の連動性

 

などを総合的に調整しています。

 

 

 

5.キュアハウスの施術のベースは

 

 

キュアハウス鍼灸治療院のベースには、オステオパシーと中国古典の考え方が中心になります。

 

ただし、これだけではありません。

 

整体の分野で挙げるとすると、

オステオパシー・カイロプラクティック・操体法・真向法・PNF・スタビライゼーション・AKA・MARTなどの要素が含まれています。

 

鍼灸の分野では、

黄帝内経(素問・霊枢・難経・傷寒論・金匱要略)・鍼灸大成・長野式などの要素が含まれています。

 

さらに、

スポーツ医学・スポーツトレーナー・キネシオテーピング・スパイラルテーピングなどの要素も含めています。

 

もちろん、大前提として西洋医学の基礎理論も知った上でということになります。

 

 

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  2017.06.08
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