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    肩の痛みが2年以上も治らない7つの原因

     

    2年も肩の痛みが治らない?

     

    もし、あなたがそんな状態を経験したとすると、どう考えますでしょうか?

     

    利き腕でなければ、何とか乗り切ることができるかもしれませんが、利き腕であったらと考えると、ぞっとしますよね?

     

    そんなことからも、肩の痛みを早期に原因発掘し、適切に対処していくための方法をまとめてみましたので、興味があれば、お読みください。

     

    まずは、読者からいただいた悩み相談から進めていきましょう。

     

     

     

     

    1.2年以上も痛み止めも注射も効果がない左肩の痛み

     

    ━━━━━━  頂いた相談内容  ━━━━━━

     

    左肩の痛みが2年以上続いています。

     

    痛み止めの注射やリハビリは効果はないようです。

     

    先日のMRIの画像では、溜まっている水の量が以前より少し多くなっていました。

     

    このような状態ですが、紹介されている組体操のような体位をとってもよろしいでしょうか。

     

    ━━━━━━  ここまで  ━━━━━━

     

    2年以上前からの肩の痛みに対して痛み止めや注射を使用したり、リハビリも効果がないということ。

     

    かなりつらいですよね?

     

    MRIでも、水がたまっていることが認められているということ。

     

    その状態で、どうしたら楽になるのでしょうか?

     

    いつもキュアハウスでは、必ず、解明しなければ先に進めないところがあります。

     

     

     

     

    2.肩が痛む7つの原因と対処法

     

    肩が痛む原因ですね。

     

    様々な原因が考えられるのですが、大きく分けると7つに分かれます。

     

     2-1 筋肉の炎症
     2-2 腕を動かすための筋力低下
     2-3 腕を動かすための関節運動制限
     2-4 骨折・脱臼・靭帯及び筋断裂
     2-5 石灰沈着
     2-6 腕神経叢の神経障害(ヘルニアなど)
     2-7 内臓の機能異常によるもの

     

    これらの7つのチェックができてくると、改善方法が見えてきます。

     

     

    2-1 筋肉の炎症

     

    筋肉の炎症は、

    1)肩の使い過ぎ
    2)普段動かさない動きをしてしまった
    3)普段もたないような重量物を持った
    4)外傷

     

    などが考えられます。

     

    要するに、肩が痛くなる前に何を行ったかを思い出すと答えが見つかります。

     

    いずれかの原因が見つかれば、炎症を起こしている場所をアイシングして、早急に炎症を抑えてしまえば痛みは治まります。

     

     

    2-2 腕を動かすための筋力低下

     

    どこの筋力でも同じことなのですが、年齢とともに低下するのが普通です。

     

    従って、ある程度の年齢になった場合には筋力強化をしていかないと、これまで痛みなく過ごせた生活でも痛みが出てしまうようになってしまうのです。

     

    では、『どうやって筋力低下を見極めていけばいいのか?』については、動かしてみればわかります。

     

     1)その動きはできない
     2)そう動かすのは怖い
     3)そこまで動かない
     4)そんなに早く動かせない
     5)そんなにゆっくり動かせない

     

    という動きが一つでもあれば、それは筋力低下を表します。

     

    「えっ?そんなのずっと前からだよ!!」

     

    という場合には、その当時から老化現象が起きているということで、かなり進行した老化現象で痛みが出ていると考えられます。

     

    だから、治りが悪いわけです。

     

    でも、安心してください。

     

    筋肉は動かし始めればどんなに年を取っても鍛えられるのです。

     

     

    2-3 腕を動かすための関節運動制限

     

    筋肉がしっかりしていても、関節が動きにくくなっている場合があります。

     

    それには、以下の2つが原因となります。

     

     1)関節を動かしすぎた
     2)関節を動かしてこなかった

     

    要するに過去の活動を振り返れば原因が明らかになります。

     

    原因が明確になれば、

     

     1)動かしすぎていた場合には、関節をアイシングし、その後ゆっくりと運動をしていき、関節の動きを滑らかにしていきます。

     2)動かしてこなかった場合は、動かせる範囲の動きを少しずつしていきながら、徐々に動ける範囲を広げていきます。

     

     

    2-4 骨折・脱臼・靭帯及び筋断裂

     

    骨折・脱臼・靱帯断裂・筋断裂などは、受傷時に明らかな痛みの原因がわかるのが普通なのですが、まれに整形外科で検査を受けても『異常なし』と言われ、患部の状態把握ができていない場合があります。

     

    当たり前の話ですが、受傷部位の状態把握がしっかりと行えなかった場合には、適切な処置が行われていません。

     

    従って、骨や靭帯が離れ離れのままであったり、関節のかみ合わせが悪い状態のままであったりします。

     

    この場合には、最悪手術をしなければ、痛みを完全に取り除くことはできないかもしれません。

     

    脱臼が治っていない場合には、柔道整復師のいる、接骨院や整骨院で診てもらえば回復する可能性はあります。

     

    そして、問題は、骨折も断裂も治っていると医師から言われているにもかかわらず、痛みがいまだ治まらないという場合には、血行障害の痛みになっていますので、血液循環を整える必要があります。

     

    血行障害を回復させるには、鍼灸院や漢方などが効果的だったりします。

     

    自力で改善する方法としては、筋肉の柔軟性と関節可動域を復活させるためのリハビリを行う必要がありますので、覚えることも実践力も必要になります。

     

     

    2-5 石灰沈着

     

    なかなか肩の痛みが治まらない場合には、石灰沈着が起きている可能性もあります。

     

    石灰沈着に関しては、整形外科の検査で確定されることがあるのですが、その辺のチェックが漏れている場合があります。

     

    石灰沈着の場合、自力回復はなかなか難しくなりますので、しっかりと医師の指示に従って処置をしてもらうようにしましょう。

     

     

    2-6 腕神経叢の神経障害(ヘルニアなど)

     

    腕神経叢というのは、首から出ている腕を支配する神経の束になります。

     

    これらの神経をどこかで圧迫していたりすると、首から肩にかけての痛みや運動制限などが出たりします。

     

    ひどくなると、腕の痛みやしびれ、運動障害が起きたりすることもあります。

     

    もっと、ひどくなると、腕の栄養失調に陥り、腕が見る見るうちに細くなってしまったりすることもあります。

     

    この神経圧迫は、どこで圧迫されているのか?

     

     1)頸椎(首の骨)の歪み
     2)頸椎の椎間板ヘルニア
     3)首の筋肉の緊張(斜角筋症候群)
     4)胸の筋肉の緊張(胸郭出口症候群)

     

    神経圧迫の部位が特定されない場合、頸肩腕症候群と診断されることがあります。

    これらの圧迫部位を開放させることで、神経症状が落ち着き、痛みから解放されることになります。

     

     

    2-7 内臓の機能異常によるもの

     

    肩の痛みは、肩の筋肉や腕の神経圧迫だけが原因ではありません。

     

    胃や肝臓、心臓、膵臓などの機能異常でも、肩の痛みを引き出すことがあります。

     

    ただし、この判断は、多くの場合、鍼灸院か整体院でなければ判断がつかないので、病院へ通っている間は、この問題に関して、解決できることはありません。

     

    もちろん、すべての鍼灸院や整体院で解決できるわけではありません。

     

    肩と内臓の関連性を理解されている先生を探しだし、適切な処置をしてもらうことが必要になります。

     

     

     

    3.2年以上も痛みに苦しむ肩の状態分析

     

    さて、ここまで肩の痛みを引き起こす原因と対処法について話してきましたが、相談内容に目を移して一つ一つ分析していこうと思います。

     

     3-1 左肩の痛みが2年以上続いている
     3-2 痛み止めの注射やリハビリは効果がない
     3-3 MRIでは、溜まっている水の量が以前より少し多くなっている
     3-4 このような状態で、紹介されている組体操のような体位をとってもいいか

     

    このような悩みがあるということですね。

     

     

    3-1 左肩の痛みが2年以上続いている

     

    2年以上も整形外科に通っているにもかかわらず、肩の痛みが取れないということは、整形外科で行われている処置では治らない肩の痛みが原因と言えます。

     

    西洋医学では、痛みの原因を2つに絞ってみる特徴があります。

     1)炎症
     2)神経症状

     

    そして、物理的に無いものがある状態になった

     

     1)石灰沈着
     2)各種腫瘍

     

    などがある場合には、痛みの原因と認識されることが多いようです。

     

    従って、

     

     1)筋力低下による痛み
     2)関節がうまくかみ合っていない痛み
     3)内臓からの影響による痛み

     

    このような状態では治る確率が低くなってしまうのです。

     

    ということからも、これら3つの中に肩の痛みが、なかなか治らない原因が潜んでいる可能性があると言えるでしょう。

     

     

    3-2 痛み止めの注射やリハビリは効果がない

     

    痛み止めの注射は、以下の2つの状態には効果的です。

     1)炎症
     2)神経症状

     

    もちろん、これらの状態であっても鎮痛剤が効かない場合もあります。

     

    けれど、一番問題は、血行障害による痛みに関しては、ほぼ痛み止めの効果が得られないのです。

     

    また、リハビリの効果も得られないということが、

     

     1)関節の可動域を広げようとしている
     2)筋肉の固さを取り除こうとしている
     3)筋力アップを進めている

     

    この3つが適切に行われているのかどうかが問題になります。

     

    どれか一つでも欠けていれば、肩の痛みが改善していくことは難しいでしょう。

     

     

    3-3 MRIでは、溜まっている水の量が以前より少し多くなっている

     

    肩関節に水が溜まる理由は、以下の4つがあります。

     

    1)肩関節内で炎症が起きている
    2)肩関節間が狭くなっている
    3)肩を動かす筋肉が弱くなっている
    4)肩周辺の疲労回復ができていない

     

    どのタイプに当てはまるのかが治るためのキモだったりします。

     

    なぜなら、それぞれ対処法が違うからです。

     

    おそらく、治ってきていない理由の中で抜け落ちている大きな部分が、この溜まった水の理由を把握していないところだと考えます。

     

     

    3-4 このような状態で、紹介されている組体操のような体位をとってもいいか

    組体操

     

    まず、大事なことは、運動して良い肩の状態かどうかの原因解明を優先することです。

     

    原因が確定していない状態で、運動よりも安静が必要であれば、運動すればするほどひどくなるでしょう。

     

    ただし、ここまで2年間運動をしてきていないのであれば、行ってもいいかもしれません。

     

    とはいっても、あくまでも2年間動かせてこなかった肩であるということが重要です。

     

    もしも、ご自身の体重さえも支えきれない筋肉になってしまっていれば、組体操のような動きを行うことで痛みが悪化する危険性があるのです。

     

    そうはいっても、この場合の痛みは筋肉痛であることが多いので、運動好きな場合には、積極的に取り入れてもいい時期だと言えます。

    単純に肩の痛みと言っても、原因は様々です。
    しっかりと原因を解明し、早急に回復できることを願っています。

     

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      2017.05.23
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